「汚染水対策に一定の成果」

2013年9月5日 18:04

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記事提供元:フィスコ


*18:04JST 「汚染水対策に一定の成果」
メディア・インタビューで、茂木経産相は「フクシマの汚染水処理問題で、政府が関与を強めて以降、“一定の成果が出ている”と考えている」と述べた。ここに来て政府が対策の前面に出ているように思われているが、4月上旬に地下貯水槽からの汚染水漏れが発覚、下旬に経産省は対策委員会を設置し、関与を強めてきた。

その第一弾とも言える成果は、敷地内海側エリアの地盤改良工事。護岸近くのエリアに水ガラスによる壁を打ち込み(ライト工業の「マルチライザー工法、東電発表資料によると7/8から薬液注入、8月上旬には終了している)、汚染地下水
を汲み上げ、地面を再舗装した。大臣はデータを公表しなかったが、「水ガラスを設置した前にある海の放射能濃度が抑制されている」と述べた。8月下旬には、貯蔵タンクからの高濃度汚染水漏洩が発覚し、全体の汚染水問題が深刻化しているので、成果を示す局面ではないと思われるが、政府が前面に出ての対策に自信を示す要因になっていると思われる。

株式市場では除染関連小型株(兼松エンジニアリング、エスプールなど)が乱舞する地合いとなってきているが、「国策」の汚染水、除染、廃炉対策に関心が高まると考えられる。《FA》

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