概況からBRICsを知ろう~ロシア市場は3日続伸、資源関連への買い継続が指数を下支え

2013年9月5日 10:37

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記事提供元:フィスコ


*10:37JST 概況からBRICsを知ろう~ロシア市場は3日続伸、資源関連への買い継続が指数を下支え
【ブラジル】ボベスパ指数 51716.16 +0.18%
昨日4日のブラジル市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比90.66ポイント高(+0.18%)の51716.16で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは41、値下がり28、変わらず4と買いが優勢。セクター別では、通信や消費者サービスが買われた半面、ヘルスケアや石油・ガスが安い。

朝方は下値を模索する展開を示したが、その後は徐々に買い戻された。小売りなど内需関連の上昇が指数をサポート。米ドルの流動性を確保するとのブラジル中央銀行の方針が評価され、輸入インフレ懸念がやや後退した。通貨レアルの対米ドル為替レートはこの日、小幅ながら続伸した。

【ロシア】MICEX指数 1375.66 +0.13%
4日のロシア市場は小幅に3日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比1.84ポイント高(+0.13%)の1375.66で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり25、値下がり25と売り買いがきっ抗となった。

朝方は利益確定売りに押される場面もあったが、その後は徐々に買い戻された。石油・ガスなど資源関連への買いが継続したことが指数をサポート。原油先物が高止まりしていることが買い材料となった。マクロ面では、HSBCが4日発表したロシアのサービス業購買担当者景気指数(PMI)が3カ月ぶりに好不況の分れ目となる50を上回ったことが支援材料。同指数は8月に51.8を付け、前月の48.7を上回った。

【インド】SENSEX指数 18567.55 +1.83%
4日のインドSENSEX指数は反発。通貨ルピー下落や信用格下げ懸念などで前日のSENSEX指数は3.45%の急落となっており、自律反発狙いの買いが相場全体を押し上げた。また、シリア情勢で差し迫った緊張感が和らいだこともリスク回避姿勢を後退させたもよう。国内ではインド準備銀行(中央銀行)が企業による対外借入規制を緩和したことが支援材料。同行の声明によると、国内企業は海外の株主から資金を借り入れることが可能になる。

【中国本土】上海総合指数 2127.62 +0.21%
4日の上海総合指数は4営業日続伸。前半は弱含む場面が多かったが、後半にプラス圏を回復した。「上海自由貿易試験区」の設立日が今月27日に決められたことを受け、関連銘柄に買い戻しが広がった。また、中国政府が通年の成長目標の実現に自信を示したことも買い安心感を与えた。一方、今週6日から国債先物取引が再開されるため、株式市場にもたらす影響を見極めたいとの思惑が強まった。シリア情勢緊迫化への懸念も再燃し、上値の重さも目立った。《FA》

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