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日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は先物主導でマイナス圏に転じる
*09:46JST 日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は先物主導でマイナス圏に転じる
【日経平均は続伸スタート、米国自動車販売を受けて自動車株が総じて堅調】
9時43分現在の日経平均株価は、14053.22円(前日比-0.65円)で推移。日経平均は続伸で始まった。225先物は14150円から始まり、シカゴ先物清算値(14095円)を大きく上回って始まった。4日の米国株式相場が堅調だったほか、円相場は1ドル99円70銭辺りと円安傾向が続いていることが手掛かりに。また、米国自動車販売が発表され、好調が確認された富士重<7270>が買い気配から始まるなど、自動車株は総じて堅調。
セクターでは輸送用機器のほか、海運、鉄鋼、証券、電気機器、精密機器、非鉄金属、パルプ・紙、ゴム製品などが堅調。一方、JT<2914>が続落となるなか、食料品が下落。その他製品、石油・石炭、医薬銀などが小安く始まっている。売買代金上位では、証券会社による強気カバレッジが観測されているソフトバンク<9984>が続伸。トヨタ<7203>、三井住友FG<8316>、パナソニック<6752>、ソニー<6758>、ファーストリテイリング<9983>などが堅調。
なお、買い先行後の日経平均は先物主導でマイナス圏に転落。明日の米国8月雇用統計などを控え利益確定売りが上値を抑制する格好に。
【ドル・円は99円71銭付近、リスク選好的な円売りは継続】
ドル・円は99円71銭付近で推移。リスク選好的な円売りが継続している。仲値時点でのドル需要はやや多いとの見方もあり、ドル・円は100円付近まで上昇するのではないか、との声が聞かれている。
ただし、市場参加者の間では、米国によるシリア攻撃は少なくとも1カ月程度は続くとの見方が浮上している。最長で3カ月(クリスマス直前まで続く可能性がある)に及ぶ可能性があり、1週間程度の短期終結の期待は大幅に後退している。戦闘の長期化は米国株の上昇を抑制する要因となるとの指摘もあり、リスク選好的な円売り・ドル買いが拡大する可能性については懐疑的な見方がある。
■今後のポイント
・仲値時点のドル需要はやや多いとの見方
9時43分時点のドル・円は99円71銭、ユーロ・円は131円59銭、ポンド・円は155円70銭、豪ドル・円は91円32銭付近で推移している。《KO》
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