中国が南シナ海で挑発行為、フィリピンは軍事施設の基礎工事とにらむ

2013年9月4日 08:49

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記事提供元:フィスコ


*08:49JST 中国が南シナ海で挑発行為、フィリピンは軍事施設の基礎工事とにらむ
フィリピンのガズミン国防相は3日、北部ルソン島沖、南シナ海のスカボロー礁に、中国がコンクリートブロックを設置したことを明らかにした。中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国は2002年、「南シナ海における関係国の行動宣言」(DOC)を発表したが、今回の中国の行動がこの合意の破棄につながると懸念されている。

ガズミン国防相によると、中国の海上警備船3隻がスカボロー礁に侵入したのが確認されたほか、中国が実効支配するエリアで構造物を建設するためのコンクリートブロックが観察されたという。

DOCでは領有権をめぐる紛争の平和的解決を目指し、敵対的行動を自制することが確認されたが、この合意が反故(ほご)になる可能性が高まっている。フィリピン政府は中国が建設している建造物について、中国軍駐屯施設の基礎になるとにらんでいる。《RS》

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