個人の物色意欲は衰えていない【クロージング】

2013年8月30日 16:25

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記事提供元:フィスコ


*16:25JST 個人の物色意欲は衰えていない【クロージング】

30日の日経平均は反落となり、70.85円安の13388.86円(出来高概算22億2000万株)で取引を終えた。米株高や円安を背景に買い先行で始まり、その後13600円を回復する局面もみられた。しかし、前場半ば辺りでの先物市場での大口売りによる下押しで、物色意欲は後退してしまった。

シリアへの軍事介入は早くとも9月以降で、市場は織り込みつつある。ただ、来週には日銀の金融政策決定会合、米雇用統計が控えているほか、日経平均の定期入替えが発表される可能性がある。その翌週には先物・オプションSQなどのイベントを控えるなど、参加しない理由として意識されているようだ。

もっとも、カジノ関連の一角や除染対策関連の一角に物色の矛先が向かっていた。持続的な物色となるかは見極めが必要であろうが、個人の物色意欲は衰えていないことがうかがえる。全体相場は外部要因を受けた先物主導による仕掛け的な売買に振らされそうだが、個別対応で乗り切りたいところ。

また、2020年の夏季五輪開催地を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会が9月7日(日本時間8日)、ブエノスアイレスで開催される。開催地決定まで1週間に迫る来週は、五輪関連への物色が期待される半面、落選した場合の警戒感も強まる。《KO》

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