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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】カナモト株価はモミ合い上放れ、5月高値視野
建設機械レンタル大手のカナモト <9678> の株価が動意付いてきた。今期(13年10月期)好業績が期待され、モミ合い展開から上放れて5月高値が視野に入りそうだ。9月6日予定の第3四半期累計(12年11月~13年7月)の業績発表も意識されるだろう。
建設機械レンタルを主力として、海外向けの中古建設機械販売、土木・建築工事用鉄鋼製品の販売、IT機器レンタル、イベントレンタルなども展開している。北海道が地盤だが、全国展開に向けて東北から関東、近畿中部、九州沖縄にも営業拠点網拡充を進め、12年6月には道路建機レンタルと道路工事施工のユナイトを子会社化した。
■今期は20.1%増収、営業利益48.8%増益
通期連結業績見通し(5月31日に増額修正)は売上高が前期比20.1%増の1034億10百万円、営業利益が同48.8%増の95億70百万円、経常利益が同55.6%増の92億30百万円、そして純利益が同26.7%増の45億30百万円としている。
負ののれん発生益が一巡するが、震災被災地域での復旧・復興・除染関連工事、全国的な防災・減災関連工事、老朽化インフラの補修・維持メンテナンス関連工事、整備新幹線関連工事などが順調であり、建機稼働率が高水準に推移する。前期に子会社化したユナイトの通期連結も寄与する。通期予想に対する第2四半期累計(12年11月~13年4月)の進捗率は売上高が52.9%、営業利益が70.6%、経常利益が72.8%、純利益が82.0%と高水準であり、通期再増額の可能性が高まっている。
株価の動きを見ると、7月下旬に地合い悪化が影響して水準を切り下げる場面があったが、概ね2100円~2300円近辺のレンジでモミ合う展開だ。ただし8月26日には前日比124円(5.55%)高の2361円まで上伸する場面があり、モミ合いから上放れの動きを強めた。短期調整が一巡したようだ。
8月26日の終値2352円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS137円98銭で算出)は17倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は0.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1221円56銭で算出)は1.9倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線をサポートラインとして上放れた形であり、9月6日予定の第3四半期累計の業績発表も意識されて、5月の年初来高値2763円が視野に入りそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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