今日の為替市場ポイント:消費増税に関する「点検会合」がスタート

2013年8月27日 08:21

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記事提供元:フィスコ


*08:21JST 今日の為替市場ポイント:消費増税に関する「点検会合」がスタート

昨日26日のドル・円相場は、東京市場では98円44銭から98円84銭で推移。欧米市場では一時98円27銭まで下落し、98円50銭で取引を終えた。

本日27日のドル・円は、98円台で取引される見込み。中東情勢の悪化などが嫌気され、26日のNYダウは下落。この影響で日経平均株価がさえない動きを見せた場合、ドル・円は98円台後半で伸び悩む可能性がある。

2014年4月に予定されている消費増税の是非を判断するため、日本経済や財政への影響などを有識者から聞く「点検会合」が26日にスタートした。初日の会合に出席した有識者7名のうち、米倉日本経団連会長など5名は来年4月から消費税率を3%引き上げるべきとの見解を表明した。予定通り増税する場合でも、消費増税の影響を緩和する政策を提示することは必要との声が出席者から聞かれた。

市場関係者の間では、増税見送りは安倍政権に対する不信感を高める結果となるとの声が聞かれている。また、消費増税を見送った場合、日本の財政問題に対する懸念が強まり、外国人投資家などが日本株を大量に売却することも警戒されているようだが、消費税率を引き上げなければ、日本の財政が破たんするという意見は極論だ。点検会合は31日まで開かれるが、初日の会合で消費増税に反対したのは1名のみであり、これが政府の結論となりそうだ。《KO》

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