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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】インフォメーションクリエーティブは9月期末一括の配当取りに妙味、利回り3.2%
ソフトウェア開発やシステム運用のインフォメーションクリエーティブ <4769> (JQS)の株価は下値を切り上げて、短期モミ合いから上放れの動きを強めている。9月期末一括配当で3%台の配当利回りにも妙味があるだろう。
ソフトウェア・ソリューション、ネットワーク・ソリューション、運用サービス・ソリューション、クラウド・ソリューション、システム・インテグレーション、プロダクト・ソリューションなど、情報サービス分野におけるトータル・ソリューション事業を展開している。顧客別には、日立システムズや日立ソリューションズなど日立製作所 <6501> グループ向けが全体の約6割を占めている。
8月9日に発表した今期(13年9月期)第3四半期累計(12年10月~13年6月)の業績(非連結)は、前年同期比7.1%増収、同16.1%営業減益、同10.7%経常減益、同10.7%最終増益だった。クラウドサービス関連や車載用組込ソフトウェア関連を中心に受注が好調である。受注単価抑制の影響などで営業減益だが、純利益は投資有価証券評価損の一巡なども寄与した。
通期見通しは前回予想を据え置き売上高が前期比6.2%増の62億56百万円、営業利益が同8.7%増の3億52百万円、経常利益が同4.9%増の3億71百万円、純利益が同18.2%増の1億96百万円としている。受注の好調に加えて稼働率上昇効果も寄与するようだ。通期見通しに対する第3四半期累計の進捗率は売上高が74.6%、営業利益が63.1%、経常利益が68.2%、純利益が80.1%である。営業利益はやや低水準だが、純利益は高水準である。
株価の動きを見ると、概ね700円~750円近辺でモミ合う展開だが、7月以降は徐々に下値を切り上げて、上放れの動きを強めている。調整が一巡して高値圏へ回帰する動きのようだ。
8月23日の終値751円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS51円41銭で算出)は14~15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間24円で算出)は3.2%近辺、そして実績PBR(前期実績のBPS759円54銭で算出)は1.0倍近辺である。
週足チャートで見ると、足元で一旦割り込んだ13週移動平均線と26週移動平均線をすぐに回復し、高値圏へ回帰の動きを強めている。9月期末一括配当で3%台の高配当利回りも支援材料であり、5月の高値801円を試す可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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