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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】毎日コムネット株価波乱も好業績で下値買いに妙味
学生専用マンション向け土地・建物サブリース事業の毎日コムネット <8908> (JQS)の株価が調整一巡感を強めてきた。中期成長力を評価して反発が期待される。
首都圏での不動産ソリューション事業(不動産開発部門と賃貸・管理業務の学生マンション部門)を主力として、学生生活支援事業(課外活動支援部門と人材ソリューション部門)も展開している。大学との連携による学生寮の開発や、学生マンションを建設して投資家へ販売した後にサブリースで運営を受託する開発も強化している。
管理受託を含めた前期(13年5月期)末の総管理戸数は前々期比1.9%増加の180棟7463戸である。大学生の首都圏進学志向や女子大生比率の上昇などを背景として、居住場所に安全性・快適性・利便性を求めるニーズは一段と高まっているため、中期的に収益拡大が期待される。
■14年5月期は5.5%増収、営業利益2.2%増益
今期(14年5月期)連結業績見通しは売上高が前期比5.5%増の99億円、営業利益が同2.6%増の8億58百万円、経常利益が同7.1%増の8億20百万円、純利益が同10.1%増の4億80百万円としている。前期に人材ソリューション部門の営業機能を持分法適用関連会社ワークス・ジャパンへ全面移管したことが減収要因となるが、自社保有物件、サブリース物件ともに開発は順調であり、景気動向の影響を比較的受けにくい学生マンション部門が好調に推移して全体収益を牽引する。
株価の動きを見ると、8月7日に動意付いて695円まで急騰する場面があったが、人気が続かず反落した。その後は水準を切り下げてやや軟調展開となった。ただし8月21日は557円、8月22日は556円まで調整した後に切り返す動きを見せている。調整が一巡した可能性があるだろう。
■PER10倍台と割安
8月22日の終値570円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS53円33銭で算出)は10~11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間16円で算出)は2.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS528円70銭で算出)は1.1倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線を割り込んで調整局面だが、550円近辺が下値支持線として意識されそうだ。調整一巡して出直りの動きを強めるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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