前場に注目すべき3つのポイント~テーマなど値動きの軽い銘柄での値幅取り狙いに

2013年8月21日 08:27

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記事提供元:フィスコ


*08:27JST 前場に注目すべき3つのポイント~テーマなど値動きの軽い銘柄での値幅取り狙いに

21日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:FOMC議事録控えこう着か、アジア市場を意識しつつ個別物色に
■外資系証券の注文動向:差し引き310万株の売り越し
■前場の注目材料:LINEがネット通販事業に参入との報道、政府がカタールで再生医療とも伝わる

■FOMC議事録控えこう着か、アジア市場を意識しつつ個別物色に

☆日経225想定レンジ:上限13500円-下限13300円

21日の東京市場はイベントを控えてこう着感に強い相場展開になりそうだ。20日のNY市場はNYダウが小幅ながら昨年末以来の5営業日続落となった。ナスダックは反発したが、21日には米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(7月30-31日分)が公表されるため、9月に量的緩和縮小に着手するという投資家の見方に変化が生じるかを見極めたいところである。シカゴ日経225先物清算値は大証比5円安の13405円であり、FOMC議事録のイベントを前に手掛けづらい相場展開になりそうだ。

また、20日の日経平均は後場に入り一段安となったが、その要因の一つがインドネシアなどアジア各国・地域市場の下落だった。20日のジャカルタ指数は3%超の下げとなり、7ヶ月ぶりに年初来安値を更新した。引き続きアジア市場の動向を意識しながらの相場展開となりやすく、弱い動きが続くようだと、先物主導での仕掛け的な商いも警戒される。

そのほか、20日の東京市場では自動車など輸出関連の下げが目立っていた。アベノミクスの恩恵を受けると期待されていたセクターへの利益確定の流れが強まるようだと、日経平均のトレンド反転への期待は後退しそうである。アジア市場の落ち着きから反発をみせたとしても、自律反発の範囲内といったところか。

物色の流れとしては個人投資家主体によるテーマ株のほか、売り込まれていた中小型株のリバウンド狙いといったところか。上値追いに慎重ななかでは、高値圏に位置している銘柄は利食いが出やすい半面、これまで売り込まれていた銘柄などは短期的にせよ、リバウンドを意識したスタンスに向かいやすいだろう。

■外資系証券の注文動向:差し引き310万株の売り越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1010万株、買い700万株、差し引き310万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

8月14日(水):170万株の買い越し
8月15日(木):10万株の買い越し
8月16日(金):220万株の売り越し
8月19日(月):70万株の買い越し
8月20日(火):340万株の売り越し

■前場の注目材料

・米FOMC議事録待ちに、アジアの新興国市場の落ち着きを見極める展開へ
・LINEがネット通販事業に参入との報道、政府がカタールで再生医療とも伝わる
・テーマや材料株など引き続き値動きの軽い銘柄での値幅取り狙いが物色の中心か

☆前場のイベントスケジュール

特になし《KO》

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