【編集長の視点】東証1部指定替えのPLANTは好需給思惑も業績下方修正に勝てず急反落スタート

2013年8月20日 10:43

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  PLANT <7646> は、きょう20日に東証第2部から同第1部に指定替えされ売買を開始した。株価は、前日19日の東証2部最終値に対して22円安の1047円と急反落してスタートしている。指定替えに際して新株式発行などの希薄化材料を伴わず、指定替え後の東証株価指数(TOPIX)算入により、TOPIXを運用上のベンチマークとするファンドなどの買い需要が発生する好需給思惑が続いていたが、今9月期業績を下方修正していたことも響き利益確定売りが先行している。

  同社は、昨年8月にジャスダック市場(スタンダード)から東証2部に新規上場され、この間、立会外分売(分売価格1048円)を実施するなど東証1部指定替えの形式用件を充足、最短期間の1年で東証1部指定替えを実現、今期期末配当に3円の指定替え記念配当を上乗せして33円(前期実績30円)に増配、前期の東証第2部上場記念配当に次ぐ連続記念増配を予定している。

  一方、今期業績は、今年4月に下方修正、減益転換するなど伸び悩んでいる。第2四半期(2Q)業績が、昨年4月開店の刈羽店の計画を下回る推移や、ガソリン価格高騰による来店客の来店頻度の減少、週末のたびの低温、凍結、強風、風雪などの天候不順などが響いて期初予想を下ぶれて着地、つれて9月通期業績を下方修正した。通期純利益は、連続過去最高更新の期初予想の17億円から15億9000万円(前期比2%減)に引き下げ、減益転換する。

  株価は、業績下方修正とともに発表した立会外買付取引で東証1部指定替え承認申請を明らかにしたことで逆行高、年初来高値1165円をつけ、その後の業績伸び悩みと綱引きして1000円台固めを続けてきた。下値からは需給好転の現実買いでPER5倍台、PBR0.8倍、配当利回り3.1%の下げ過ぎ訂正で高値にキャッチアップする展開も想定範囲内となる。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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