今週の日本株見通し:手掛かり難の状況だが、政策期待銘柄などに関心向かわせたい

2013年8月19日 07:27

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記事提供元:フィスコ


*07:27JST 今週の日本株見通し:手掛かり難の状況だが、政策期待銘柄などに関心向かわせたい

お盆休みが終わって市場参加者も回帰、売買には厚みが出てくる可能性も高いが、買い手掛かり難の状況下、方向性は生じにくいと考えられる。とりわけ、アメリカではFOMC議事要旨などが示されるほか、ジャクソンホールでのシンポジウム開催なども予定されており、量的緩和策の早期縮小懸念などが改めて強まる余地もあろう。米国では小売企業の相次ぐ決算発表なども警戒材料となってきそうだ。外部要因が東京市場の上値を抑える流れとなろう。

一方、国内では夏休み休暇も終わって、政策対応の動きが活発化していく公算が大きい。特に法人税減税に対する短期的な期待感が後退する中、設備投資減税の議論の高まりなどには関心が向かうとみられる。ほか、日米のTPP閣僚協議、ブルネイでのTPP交渉会合などが予定され、TPP関連銘柄に関心が向かう余地もありそうだ。北米半導体装置BBレシオ、HSBCの中国製造業PMIなども関連銘柄にとっては注目材料となろう。

物色の方向性が見出しにくいが、原油を始めとした商品市況の上昇傾向を映して、資源関連などには引き続き見直しの動きが強まる可能性は高いだろう。ほか、民間設備投資関連やリース各社などにも、設備投資関連政策に伴う恩恵期待を高めて行きたいところ。さらに、オリンピックの開催地決定、日経平均の定期銘柄入れ替え発表などが9月初旬に迫る中、関連銘柄への期待感が高まってきてもいいタイミングか。《FA》

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