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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】キーウェアソリューションズは19%の急伸、黒字転換好感
システム開発のキーウェアソリューションズ <3799> (東2)の株価が動意付いている。15日は60円高(19%高)の506円と急伸した。第1四半期(4月~6月)の黒字化や指標面での割安感を材料視して一段高の可能性もあるだろう。
システム開発事業(公共システム開発、ネットワークシステム開発)、総合サービス事業(システムインテグレーション、ITサービス、サポートサービス)、その他事業(機器販売など)を展開し、筆頭株主のNEC <6701> との連携により医療系分野や流通・サービス業分野へ事業領域を広げ、ERPやセキュリティ関連も強化している。
■第1四半期は営業利益、純益とも黒字転換
7月31日に発表した今期(14年3月期)第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比4.7%増の36億57百万円で、営業利益は21百万円(前年同期は78百万円の赤字)、経常利益が3百万円(同94百万円の赤字)、純利益が27百万円(同93百万円の赤字)となり黒字化した。公共システム開発やシステムインテグレーションが好調に推移して、営業損益も改善した。
通期見通しは前回予想を据え置いて、売上高が前期比7.8%増の176億円、営業利益が同11.9%増の6億円、経常利益が同0.8%増の5億30百万円、純利益が同9.2%減の5億30百万円としている。公共システム開発、ネットワークシステム開発、システムインテグレーションなどの好調が牽引し、プロジェクト管理徹底や事業構造改革の効果も寄与して増収営業増益の見込みだ。
株価の動きを見ると、概ね300円台後半の水準でモミ合う展開だったが、8月8日に動意付き、8月9日には2営業日連続のストップ高で529円まで急騰した。その後一旦は400円台前半まで下落したが、8月15日にはストップ高で再動意の形となった。第1四半期の黒字化を材料視した可能性がありそうだ。
■PER8~9倍、利回り2.0%で指標割安
8月15日の終値506円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS62円33銭で算出)は8~9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS679円20銭で算出)は0.7倍近辺である。6月上旬のように乱高下する傾向もあるが、6月3日の年初来高値532円が射程圏であり、指標面の割安感も材料視して一段高の可能性もあるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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