下へのバイアス警戒もギャップ・ダウンが押し目買いの好機にも/東京株オープニングコメント

2013年8月16日 08:20

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記事提供元:フィスコ


*08:20JST 下へのバイアス警戒もギャップ・ダウンが押し目買いの好機にも
 16日の東京市場は軟調な展開となろう。15日の米国株式相場は下落し、NYダウは220ドルを超す下げとなり、約1ヶ月ぶりの安値をつけた。ウォルマートの決算が失望されたほか、週間の米新規失業保険申請件数がほぼ6年ぶりの低水準となり、9月にも量的緩和縮小に踏み切るとの見方に。

 シカゴ日経225先物清算値は大証比280円安の13510円となり、日経平均はこれにさや寄せする格好からの、ギャップ・ダウンから始まることになる。テクニカルでは一目均衡表の雲下限が支持線として機能していたが、これを割り込むことになり、トレンドが悪化する。売り一巡後はこう着となろうが、市場参加者が限られており、薄商いの中をプログラム売りによって下へのバイアスが強まる可能性がある。

 とはいえ、今週の寄り付きは13469.70円であり、これを上回って引けるようであれば、週間形状では陽線形成となる。水準としては26週線のレベルであり、タイミングとしてはギャップ・ダウンが押し目買いの好機ともなる。機関投資家の資金流入が意識される、お盆休み明けに期待した押し目買いも意識されそうである。

 物色の流れとしては、個人主体による材料系の銘柄にシフトしやすいだろう。売り込まれていた銘柄など、下値不安が小さいと見られる銘柄には押し目拾いの動きも。また、テーマ銘柄の中核的な銘柄には短期筋の資金が集中しやすいとみられる。

 なお、15日のNY市場でダウ平均は225.47ドル安の15112.19、ナスダックは63.15ポイント安の3606.12。ADRの日本株はトヨタ<7203>、NTT<9432>、三井住友<8316>、ブリヂストン<5108>、京セラ<6971>など、対東証比較(1ドル97.33円換算)で全般軟調な展開だった。《KO》

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