NYの視点:投資家は米QE縮小の準備

2013年8月16日 07:03

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記事提供元:フィスコ


*07:03JST NYの視点:投資家は米QE縮小の準備

米国経済指標は相変わらず強弱まちまちな結果が続いている。米国債券相場は着々と米連邦準備制度理事会(FRB)による資産購入の縮小を織り込みつつあるが、神経質な展開が続く。

米国財務省が15日に発表した株式スワップ等を除いた対米中長期証券投資は669億ドルの売り越しで、売り越し額は予想の175億ドルを上回り、2007年8月以来で最大となった。売り越しは5カ月連続。米国債保有額で世界第1位、2位の中国と日本もそれぞれ保有額を削減した。中国の保有額は前月比215億ドル減の1兆2758億ドル。日本は前月比203億ドル減の1兆834億ドル。また、民間投資家の米国債の売り越し額は過去最大規模に達した。投資家も米FRBによる資産購入縮小への準備を進めているようだ。

■米国債保有:前月比(総額)

中国:-215億ドル(1兆2760億ドル)
日本:-203億ドル(1兆834億ドル)
カリブ諸国(ファンド筋):+108億ドル(2908億ドル)
石油輸出国:-77億ドル(2645億ドル)
ブラジル:-15億ドル(2537億ドル)
英国:+68億ドル(1626億ドル)《KO》

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