15日の香港市場概況:5日ぶり小反落、本土株安やテンセントの下落で後場に値を崩す

2013年8月15日 17:38

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記事提供元:フィスコ


*17:38JST 15日の香港市場概況:5日ぶり小反落、本土株安やテンセントの下落で後場に値を崩す

台風接近による休場明けとなった15日の香港市場では、主要指数のハンセン指数が5営業日ぶりに小反落となり、前日比1.88ポイント安(-0.01%)の22539.25で取引を終えた。一方のH株指数(本土企業株で構成)は同21.19ポイント高(+0.21%)の10206.74、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同17.62ポイント高(+0.41%)の4365.40だった。

前場は総じて堅調に推移したものの、後場に値を崩した。中国経済の底入れ観測が強まる中、朝方は株式相場の先高感から投資家の買い意欲が継続。業績改善期待で利豊(00494/HK)が急伸したことも指数を押し上げた。ただ、さえない決算を発表したテンセント(00700/HK)が不安定な値動きとなり、相場の足かせに。この日の中国本土株が引けにかけて下げ幅を広げたこともあり、香港市場でも利益確定売りが優勢となった。

ハンセン指数の構成銘柄では、テンセントが0.54%安。7-9月期決算が市場予想を下回ったことを受け、朝方に5%の大幅安となる場面もあった。その後は押し目買いで切り返したが、大引けにかけて再び値を崩した。このほか、足元で大きく上昇していた中国神華能源(01088/HK)や中国中煤能源(01898/HK)も反落した。

一方、利豊が11.57%高と大きく上昇。発表した6月中間期決算は大幅減益となったものの、下期の業績改善に自信を示したことが好感された。また、レノボ(00992/HK)が2.12%値を上げた。4-6月期決算が市場予想を上回ったことが支援材料となった。

その他銘柄では、9期ぶりの復配を手掛かりに華晨中国汽車(01114/HK)が6.94%高と大きく上昇した。一方、医薬品セクターは総じて軟調。上海医薬集団(02607/HK)が4.28%安、上海復星医薬(02196/HK)が1.91%安で引けた。中国当局が製薬業界の贈賄など不正行為の取り締まりを強化しているとの報道が嫌気された。《KO》

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