概況からBRICsを知ろう~中国本土市場は堅調な経済指標を受けて反発

2013年8月12日 09:59

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記事提供元:フィスコ


*09:59JST 概況からBRICsを知ろう~中国本土市場は堅調な経済指標を受けて反発
【ブラジル】ボベスパ指数 49874.90 +1.93%
先週末9日のブラジル市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比946.08ポイント高(+1.93%)の49874.90で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは59、値下がり11、変わらず1と買いが優勢。全業種が上昇し、中でも消費者サービスや素材に買いが集中した。

朝方は狭いレンジでもみ合ったが、中盤から上げ幅を急速に拡大させた。ボベスパ指数はこの日、終値ベースで6月13日以来の高値を更新。ウエートの高い鉄鋼や鉄鉱石など資源関連に買いが継続したことが指数をサポートした。前日に発表された中国の7月の輸入増加率に続き、同月の鉱工業生産も市場予想を上回ったことが買い安心感を与えたもようだ。最大の貿易相手国である中国の景気動向が予想ほど悪くないとの見方が広がっている。

【ロシア】MICEX指数 1382.72 +1.49%
9日のロシア市場は6営業日ぶりの反発。主要指標のMICEX指数は前日比20.34ポイント高(+1.49%)の1382.72で取引を終了した。指数の構成銘柄では値上がり41、値下がり9と買いが優勢。

前半は狭いレンジでもみ合ったが、終盤に上げ幅を急速に拡大させた。原油など商品価格の上昇が支援材料となり、ウエートの高い資源銘柄に買いが集中。堅調な中国の経済指標が好感された。中国経済の大幅減速が避けられれば、商品相場の急落が回避できるとのポジティブな見方が優勢だった。

【インド】休場

【中国本土】上海総合指数 2052.24 +0.36%
9日の上海総合指数は反発。新興企業向け株式市場「創業板」の急落を受け、中盤に売りに押される場面もあったが、その後は再び買い戻された。この日発表された7月の経済指標が総じて堅調だったことが支援材料。消費者物価指数(CPI)上昇率が市場予想を下回ったほか、鉱工業生産は予想以上の伸びとなった。また、生産者物価指数(PPI)の下落幅が3カ月連続で縮小したことを受け、内需の悪化に底打ちの兆しが見えるとの声も聞かれた。《FA》

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