今日の為替市場ポイント:4-6月期GDPが予想通りならドル・円は下げ渋りか

2013年8月12日 08:17

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記事提供元:フィスコ


*08:17JST 今日の為替市場ポイント:4-6月期GDPが予想通りならドル・円は下げ渋りか

先週末9日のドル・円相場は、東京市場では96円33銭から96円98銭で推移。欧米市場では、一時96円13銭まで下落し、96円21銭で取引を終えた。

本日12日のドル・円は、主に96円台で取引される見込み。日本時間午前8時50分に発表される4-6月期の実質国内総生産(GDP)速報値の数字が手掛かり材料になりそうだ。市場予想は前期比年率+3.6%程度。1-3月期の実績は同比+4.1%だった。成長率は1-3月期をやや下回る見込みだが、それでも3%台を維持する見込み。GDPの数字が予想通りであれば、リスク選好的な円売り・ドル買いがやや強まる可能性がある。

4-6月実質GDPについては、個人消費がまずまず順調だったこと、米国向け輸出は堅調に推移したこと、観光部門(サービス輸出)が好調だったことから、前期比年率+3.6%程度の伸びが予想されている。市場参加者の間では、2013年度(2013年4月-14年3月)の実質経済成長率は3%程度になるとの見方があるようだ。4-6月期のGDP成長が予想を上回った場合、株高・円安になる可能性があるが、消費増税実施の可能性も高まることになる。

ただし、外部環境が急変するリスクは消えていない。中国経済の成長鈍化、米失業率の高止まり、欧州経済の悪化などに対する懸念は残されており、9月以降におけるリスク要因となる。《KO》

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