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今日の為替市場ポイント:リスク回避的な円買い・ドル売りは一巡した可能性
記事提供元:フィスコ
*08:15JST 今日の為替市場ポイント:リスク回避的な円買い・ドル売りは一巡した可能性
昨日8日のドル・円相場は、東京市場では96円94銭から96円09銭で軟調推移。欧米市場では、一時95円81銭まで下落したが、96円71銭で取引を終えた。
本日9日のドル・円は、96円台で取引される見込み。8日の欧米市場では、日本銀行による追加緩和は当面期待できないとの見方でドル売りが強まる場面があったが、リスク回避的な円買い・ドル売りが拡大する状況ではないだけに、ドル・円は96円台前半で下げ渋る見込み。
日銀の黒田総裁は8日に行われた会見で、物価目標の達成が危うくなった場合は「適切な政策」を行うと述べ、追加緩和を実施する用意があることを示唆した。また、消費税が予定通り2段階で引き上げられても、景気は前向きな循環が維持されるとの見方を示しており、消費増税と脱デフレは両立すると述べた。
消費増税について自民党内では、増税は経済成長を阻害するとの意見が少なくない。増税実施の方法も検討されており、税率を1%ずつ引き上げることも選択肢のひとつになっている。
黒田総裁は、「予定通り2段階の増税が実施されても景気の前向きの循環は維持され、基調的に潜在成長率を上回った成長が可能」と予想しているが、市場参加者の間からは、消費増税が経済に与える影響を過小評価しているのでは、との声が聞かれている。《KO》
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