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乱高下が呼ぶ軌道修正(その1)
記事提供元:フィスコ
*14:33JST 乱高下が呼ぶ軌道修正(その1)
基本は内外情勢の見極めによる「鯨幕相場」(上げ、下げが交互に出る)だと思われるが、あまりの乱高下に“金融緩和し過ぎによるマネーゲーム助長”弊害の声が高まりつつある。NY外為市場では、7週間ぶりにドル円は96円台で
戻ってきた。日銀が追加緩和を見送るとの見方(本日、日銀金融政策決定会合結果発表と黒田総裁記者会見)自体が円高に振れさせる要因となった。言わば、金融緩和に依存したデフレ脱却では、ハイパー・インフレになるまで繰り
返し金融緩和せざるを得なくなるとの批判に通ずる展開だ。緩和策には限界があることは自明で、アベノミクスを如何に効果的にするかの議論に戻ることになる。
この時、「王道を歩む」、「基本路線・原則を外さない」姿勢が求められる。安倍首相は対中韓の外交姿勢や国内政策の歪み是正、内閣人事などで利権の柵を越えた人材配置などで、信頼感を得ている。この姿勢を今後も維持できるかどうかが、まずポイントとなろう。昨日の与党政策懇談会で安倍首相は財政健全化目標の基本姿勢を示し、本日、中期財政計画を閣議了承する予定だ。消費税引き上げ問題に言及は無かったが、来週の4−6月GDP速報を受けた増税決定(来年の8%への引き上げは濃厚と見る。次の10%への引き上げは玉虫色の可能性)有無が乱高下の転機となる
公算がある。《FA》
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