今日の為替市場ポイント:日銀金融政策決定会合の結果待ちに

2013年8月8日 08:15

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記事提供元:フィスコ


*08:15JST 今日の為替市場ポイント:日銀金融政策決定会合の結果待ちに

昨日7日のドル・円相場は、東京市場では97円53銭から96円76銭で軟調推移。欧米市場では、一時96円32銭まで下落し、96円33銭で取引を終えた。

本日8日のドル・円は、96円台で取引される見込み。日本銀行の金融政策決定会合の結果判明を待つ状況だが、金融政策の変更(追加緩和策の導入)は予定されていない。金融政策の現状維持が決まった場合、円買いがやや強まるとの見方があるが、日経平均株価の動向次第となりそうだ。

市場参加者の間では、消費税引き上げに関する議論が注目されており、ドル・円の相場動向に微妙な影響を与えているのではないか、との声が聞かれている。2014年4月に消費増税を予定通り実施した場合、経済への影響が懸念されている。デフレ脱却への期待は後退し、 日経平均株価は大幅に下落し、リスク回避的な円買い・ドル売りが急速に拡大する可能性があるとみられている。

12日に発表される日本の4-6月期国内総生産(GDP)に対する市場の関心はまずまず高いようだ。予想通りの数字(前期比年率+3.6%程度)ならば、増税延期の思惑は後退するとの見方が多いが、株式市場の反応を予想することは難しい。増税延期はないとの見方が広がった場合、株高になるとの意見がある。増税見送りは株式市場にとってのリスク要因になるとの声も聞かれているが、増税実施が日本経済に与える影響を軽視すべきではないだろう。《KO》

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