関連記事
【中国の視点】EU:ファーウェイなどの不当廉売調査を延期へ、狙いは中国の4G市場
記事提供元:フィスコ
*08:14JST 【中国の視点】EU:ファーウェイなどの不当廉売調査を延期へ、狙いは中国の4G市場
英メディアはこのほど、欧州委員会が中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)と中興通信(ZTE)に対するダンピング(不当廉売)調査の是非決定を先送りする予定だと報じた。中国製太陽光パネルの最低輸出価格(EU向け)をめぐり、中国とEUが合意したばかりという背景もあり、これ以上の貿易摩擦を避けたい意向があるという。
一方、中国メディアは、ダンピング調査に関するEUの決定変更について、中国の通信大手チャイナモバイル(中国移動)が進めている第4世代(4G)通信基地局の整備の市場シェアを狙っていると指摘。EUの通信メーカーは中国移動の第1期の入札で30%のシェアを獲得した実績があり、第2期以降の入札も30%以上のシェアを希望していると強調した。
ただ、中国の対外経貿大学・世界貿易機関(WTO)研究院の屠新泉院長は、中国政府が30%以上のシェアを承諾しないと予測。これは企業自身の技術や能力などによるものだと指摘した。
なお、欧州委員会は昨年5月からファーウェイとZTEがEUで不当廉売を実施しているという内部証拠を入手したため、両社に対して調査の開始を決定する可能性を示唆していた。
中国移動は国内100都市で4GのTD-LTE通信方式に対応する基地局20万カ所を整備する予定で、投資額は200億元(約3200億円)以上になる見通し。また、第3世代(3G)のTD-SCDMA通信方式に対応する基地局11万カ所も同時に整備する予定だ。EUが第2期の入札で30%のシェアが獲得できれば、約5億米ドル(約490億円)の売り上げになると試算されている。《ZN》
スポンサードリンク

