(中国)不動産デベロッパーの増資、大手証券紙が「4年ぶり解禁」と報じる

2013年8月7日 10:08

印刷

記事提供元:フィスコ


*10:08JST (中国)不動産デベロッパーの増資、大手証券紙が「4年ぶり解禁」と報じる
上海市場に上場する宋都股フン(600077/CH)は7日、第三者割当増資を実施し、最大15億元(約240億円)を調達する計画を発表した。調達資金は南京市の不動産開発プロジェクトなどに投入する方針。これを受けて大手証券紙「上海証券報」(7日付)では、「約4年ぶりにエクイティファイナンス解禁」と報じている。

中国当局は不動産引き締めの一環として、2010年10月に不動産デベロッパーのエクイティファイナンスを一時凍結すると発表。しかし実際には、2009年8月の金地集団(600383/CH)を最後にデベロッパーの増資は認可されていない。

一方、今月2日には、不動産開発を手掛ける新湖中宝(600208/CH)と海印股フン(000861/CH)が増資計画を発表。うち新湖中宝は、政府が力を入れる「棚戸区(バラック街)」改造プロジェクトに調達資金を投下するとしていた。上海証券報では、宋都股フンとの調達資金の使途の違いに着目し、今回こそ純粋な不動産開発のための増資が発表されたと指摘している。

不動産引き締めによって銀行融資が取り付けにくい状況の下、増資の解禁で不動産会社は資金繰りの改善が見込める。ただ、別のメディア報道によると、上海証券取引所は、「不動産会社の増資再開に関する通達を受け取った」との観測報道を否定したとされている。《NT》

関連記事