【編集長の視点】イーピーミントは株式分割・期末配当の権利取り妙味

2013年8月6日 09:27

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

 イーピーミント<6052>(JQS)は、今年9月30日を基準日に株式分割を予定しており、来2014年9月期業績の増益転換観測が強まっていることから期末配当55円とともに権利取り妙味を示唆している。25日移動平均線水準での三角保ち合いが煮詰まっており、今年3月に綜合臨床ホールディングス<2399>(東1)グループの綜合臨床サイエンス(東京都新宿区)と業務提携した際の急騰劇の再現思惑も高まろう。

 株式分割は、1株当たりの投資金額を引き下げ同社株式の流動性の向上を図ることを目的に実施するもので、1株を2株に分割する。株価は、この分割を歓迎して2600円まで200円高し、その後は、上下の振幅が狭まり三角保ち合いを続けている。   ■来期業績の増益転換観測

 同社の今9月期業績は、今年4月に下方修正され、通期純利益は、期初予想の5億8100万円から1億7500万円(前期比54%減)へ引き下げられ前期の過去最高からは減益転換する。主力のSMO(治験施設支援機関)事業で、がん領域などの比較的高難度の案件は堅調に推移したが、生活習慣病などのクリック主体の大型案件が減少、新規受注案件が期初予想を下回り、今後の開発・新規案件受注に備えて前倒しで人員を増員したことなどが要因となった。業績下方修正につれ配当も、期初予想の65円を55円に引き下げ、前期並みとする。

 これに対して来2014年9月期業績は、増益転換観測が有力となっている。前期上期に受注が底打ちし、下期には全社的な労務費・経費の削減を進め、さらに来期には人員増加効果による大型案件の寄与や綜合臨床サイエンスとの提携効果などが期待されるためで、東洋経済会社四季報夏号では、純利益は、3億4000万円のV字回復が観測され、配当も55~65円と増配含みにあることを示唆している。

 株価は、業績下方修正に全般相場急落も重なって年初来安値1946円まで突っ込み、提携先親会社の綜合臨床HDの東証1部指定替え人気の波及などで2688円の戻り高値をつけ三角保ち合いに煮詰まり感を強めている。株式分割・期末配当の権利取りで一段の戻りを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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