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【株式評論家の視点】日本電産はポートフォリオの転換が急速、かつ着実に進展
<銘柄の見所>
日本電産 <6594> は今2014年3月期の第1四半期の業績発表を契機に、7月25日には8550円と年初来高値に買い進まれた。注目されるのは買い人気が一過性に終わることなく、以後も高値圏で頑強な動きを続けている点。
今期の第1四半期決算は売上げこそ21121億円と前年同期比18%増となったが、営業利益は180億円と同18%の減益となった。ただ、当期は売上げ、利益ともに期初予想を大幅に上回る実績となった。9月中間決算の営業利益を300億円から350億円(前年同期417億円)へ、通期を700億円から750億円(同176億円)に増額修正した。中間、通期ともに50億円の増額だが、これは第1四半期の営業利益の予想に対する超過分をそのまま上乗せしたものである。従って、第2四半期以降の業績計画については期初計画から変更していないことになり、ここからアナリスト筋の増額修正の見方を引き出している。
これまでは、「精密小型モータ」を牽引役に成長を続けてきたが、今後は「車載用モータ」、「家電・産業用モータ」、「その他の製品グループ」などの一般モータの売上げ拡大に注力する。一般モータの売上げは今期は精密小型モータに肉薄し、来期には逆転する見込みにある。
車載モータでは、パワーステアリング、クラッチ、ブレーキ、サスペンションなどを中心にラインナップを充実させ、自動車分野を精密小型モータに次ぐ大きな事業の柱に育てていく。エアコン用モータをはじめとする家電用でも用途拡大が進んでいる。こうしたことを通じ、新中期戦略では2016年3月期に売上げ1兆2000億円(前2013年3月期7092億円)を目指す。ビジネスポートフォリオの転換が急速、かつ着実に進展している。変身への期待感が株価をロングランで押し上げていく方向が予想される。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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