【アナリスト水田雅展の銘柄分析】サンコーテクノは下値水準で『陽線』出現、底打ち反転へ

2013年8月5日 09:08

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  アンカー大手のサンコーテクノ <3435> (JQS)の株価は下値水準で陽線足となって、底打ち反発のタイミングだろう。8月12日に第1四半期(4月~6月)の業績発表を予定している。

  ファスニング事業(あと施工アンカーなど)、リニューアル事業(FRPシート、太陽光発電関連など)、センサー事業(アルコール測定器など)を展開している。あと施工アンカーはコンクリート用の特殊ネジ・釘類であり、需要は震災復興・耐震補強工事、老朽化インフラ補修・更新工事など公共投資の増加が追い風となり、メガソーラーの増加で太陽光発電架台設置用も好調である。

  今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比5.9%増の160億円、営業利益が同3.8%増の9億円、経常利益が同4.7%増の8億80百万円、純利益が同19.1%増の5億28百万円としている。建設資材・人員不足による工事遅れがマイナス要因となるが、公共投資予算の増加および発注・工事施工の本格化が追い風であり、あと施工アンカー、FRPシート、さらにメガソーラー関連の好調が続くだろう。会社予想は保守的な印象が強く、上振れの可能性がありそうだ。

■PER10倍弱、PBRも1倍以下と割安

  株価の動きを見ると、やや軟調展開となって8月1日と2日には直近安値となる2355円を付けた。ただし2日は終値で前日比65円(2.76%)高の2420円まで戻している。目先的には底打ちしたようだ。 8月2日の終値2420円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS259円50銭で算出)は9~10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間50円で算出)は2.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS3514円56銭で算出)は0.7倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んで調整局面だが、指標面には割安感も台頭してほぼ底値圏だろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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