前場に注目すべき3つのポイント~トヨタや猛暑関連の動向に注目へ

2013年8月5日 08:25

印刷

記事提供元:フィスコ


*08:25JST 前場に注目すべき3つのポイント~トヨタや猛暑関連の動向に注目へ

5日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:トヨタ決算評価の流れに注目
■外資系証券の注文動向:差し引き470万株の買い越し
■前場の注目材料:トヨタ<7203>が今期営業利益見通しを1兆9400億円へ上方修正

■トヨタ決算評価の流れに注目

☆日経225想定レンジ:上限14530円-下限14280円

5日の東京市場は利食い先行となろうが、その後は堅調な展開が見込まれる。2日の米7月の雇用統計の影響を受けての相場展開になろうが、非農業部門の雇用者数の伸びが市場予想に届かなかったのは織り込み済み。

シカゴ日経225先物清算値は大証比160円安の14320円。為替市場では円相場が1ドル98円台後半と円高に振れており、日経平均は前週後半の大幅な反発に対する反動安が意識される。しかし、中長期的な円安・ドル高基調には変化はなく、相場の基調は変わっていないだろう。

一方、トヨタ<7203>の決算を受けた、市場センチメントの好転が意識される。2日大引け後に発表した第1四半期(4-6月)決算は営業利益が6633億円とコンセンサス(6500億円)を上回ったほか、併せて通期計画を上方修正している。アベノミクスを背景に好業績が確認されたことで、改めて今後の政府の成長戦略に対する期待感が、今週以降の相場を押し上げてくる可能性が出てくるだろう。

長期安定政権のなかで改めて成長戦略の実現性の期待が高まることにより、政策テーマを見直す動きなども出てくる可能性がある。電力各社の値上げや、今週以降、7月前半のような猛暑が予想されるなか、再生エネルギー関連なども注目されやすいだろう。また、7、8日に日本銀行が金融政策委員会・金融政策決定会合を開催する。金融政策の維持は織り込み済みだが、景気回復の広がりが示されるようだと支援材料になりそうだ。

■外資系証券の注文動向:差し引き470万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1180万株、買い1650万株、差し引き470万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

7月29日(月):600万株の売り越し
7月30日(火):20万株の売り越し
7月31日(水):260万株の買い越し
8月1日(木):170万株の売り越し
8月2日(金):560万株の買い越し

■前場の注目材料

・NYダウは最高値更新も為替が円高に振れる、日経平均は大幅反発の反動が先行へ
・トヨタ<7203>が今期営業利益見通しを1兆9400億円へ上方修正
・西日本を中心に8月も猛暑継続へ、猛暑関連に改めて関心が高まる可能性

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

11:00 菅官房長官、定例記者会見

<海外>

09:30 豪・7月TDセキュリティーズインフレ指標(6月:前年比+2.4%)
10:30 豪・6月小売売上高(前月比予想:+0.4%、5月:+0.1%)
10:45 中国・7月HSBCサービス業PMI(6月:51.3)《KO》

関連記事