リンテック:アウトガスによるラベルの浮きや膨れの課題をクリアした粘着フィルムを開発

2013年8月1日 12:51

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

リンテック<7966>(東1)は、プラスチック成形品から発生するアウトガスによるラベルの浮きや膨れの課題をクリアした粘着フィルムを開発し・・・。

リンテック<7966>(東1)は、プラスチック成形品から発生するアウトガスによるラベルの浮きや膨れの課題をクリアした粘着フィルムを開発し・・・。[写真拡大]

■「VENTI-LABEL」 8月1日から全国販売を開始

 リンテック<7966>(東1)は、プラスチック成形品から発生するアウトガスによるラベルの浮きや膨れの課題をクリアした粘着フィルムを開発し、「VENTI-LABEL(ベンチラベル)」として、8月1日から全国販売を開始した。

リンテック アウトガスによるラベルの浮きや膨れの課題をクリアした粘着フィルムを開発

 一般的なフィルムベースのラベルをプラスチック成形品に貼ると、時間の経過とともにプラスチックから発生するアウトガスにより、浮きや膨れが生じることがある。従来は、ラベルの裏側に紙ベースのラベル素材をもう1枚貼り合わせて、浮きや膨れを目立たなくする方法や、事前にプラスチック成形品に熱処理を施し、ガスを放出させる方法、比較的通気性のある合成紙ベースのラベル素材を用いる方法などが採用されてきた。しかし、これらの方法は手間がかかることやラベル表面にラミネート加工ができないといったデメリットがある。

 そこで、今回同社が発売するのは、英語の“ventilation(通気)"の一部を冠した「VENTI-LABEL」。ベースフィルムと粘着剤にガス透過性を持たせることで、フィルムの意匠性を保ちつつ、アウトガスの課題をクリアした新設計のラベル素材。ラベル表面からだけではなく、側面からもガスを透過するため、印刷面にラミネート加工を施すことが可能。もちろん、印刷・印字適性や耐久性にも優れ、アダプター、充電器、メモリーカードなどの銘板・表示用ラベル、化粧品、日用品をはじめとする各種商品の表示用ラベルなど、幅広い用途に使われる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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