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(中国)政府版PMIが予想外の上昇、ファンダメンタルズ悪化は変わらないとの見方も
記事提供元:フィスコ
*12:24JST (中国)政府版PMIが予想外の上昇、ファンダメンタルズ悪化は変わらないとの見方も
中国国家統計局と中国物流購買連合会が1日発表した7月の製造業PMIは50.3となり、前月の50.1を上回った。市場予想(ブルームバーグまとめ)では49.8への低下が見込まれていた。PMIを構成する主要項目では、生産指数、新規受注指数などがいずれも小幅に上昇している。
政府版PMIの予想外の上昇を受け、中国本土や香港の株式市場では買い安心感が先行している。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BOA/ML)の中国担当チーフアナリスト陸挺氏はPMIの上昇を「景気回復のサイン」と指摘し、下期の成長予想を7.5%に据え置いた。
陸氏では、政府版とHSBC版とのPMIのかい離について、調査時期の違いを一因として挙げている。HSBC版は7月上旬に調査が集中しており、この時期は6月に深刻化した流動性ひっ迫の影響から抜け出せていなかったと指摘した。
一方で、中国経済の先行きには引き続き慎重な見方も。オーストラリア・ニュージランド銀行(ANZ)は7月PMIの結果を受け、大型国有企業に政策の恩恵が及びはじめたと指摘。ただ、中国経済のファンダメンタルズが悪化しているとの同行の見方に変わりはないとした。
ANZでは、PMIとその他の経済指標に一定のかい離がみられることに言及。また、赤字の続く鉄鋼業のPMIが5月から上昇している点に疑問を示した。《NT》
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