関西ペイント、ジンバブエの塗料事業会社を買収 アフリカで事業拡大

2013年7月30日 13:32

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 関西ペイントは29日、同社の子会社であるKansai Plascon Africa Limited(南アフリカ共和国、以下KPAL社)が、ジンバブエの塗料事業会社Astra Industries Limited(以下AIL社)の株式を取得し、子会社(関西ペイントの孫会社)としたと発表した。出資比率は50.50%で、株式の取得額は約4億3000万円。

 AIL社はジンバブエにおいて塗料の製造・販売を行っており、同国においてトップシェアを有している。今回のKPAL社によるAIL社の株式取得は、両社のブランドや製品等を相互に有効活用することにより、ジンバブエの近隣諸国への展開も含めてアフリカ市場の塗料需要拡大にスピーディかつ的確に対応し、更なる事業拡大を実現し、関西ペイントの中長期的な業績拡大に大きく寄与すると期待されている。

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