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【アナリストの水田雅展の銘柄分析】巴工業は6月安値に接近『二番底』形成へ、利益進捗率が高く通期増額含み
化学機械メーカーの巴工業<6309>(東1)の株価は足元で軟調展開だが、6月の年初来安値に接近して『二番底』形成とみられ調整のほぼ最終局面だろう。
遠心分離機を中心とする機械製造販売事業、合成樹脂や化学工業薬品などの販売を中心とする化学工業製品販売事業が2本柱で、中国ではコンパウンド加工事業なども展開している。今期(13年10月期)の連結業績見通しは5月29日の2回目の減額修正で売上高が前期比6.7%減の388億円、営業利益が同32.6%減の16億50百万円、経常利益が同34.8%減の17億円、純利益が同37.5%減の10億10百万円としている。
機械製造販売事業では北米の油井掘削向け遠心機械や中国向け砥粒回収装置の受注が減少し、化学工業製品販売事業では汎用樹脂の需要が低調のようだ。ただし、通期予想に対する第2四半期累計(12年11月~13年4月)の進捗率は売上高が49.9%、営業利益が60.5%、経常利益が63.2%、純利益が62.5%であり、利益は一転増額の可能性もありそうだ。さらに来期(14年10月期)については設備投資回復メリットが期待されるだろう。
株価の動きを見ると、6月14日の年初来安値1482円から反発して一旦は1700円近辺まで戻したが、足元では市場全体の地合悪化の影響も受けて1500円近辺まで調整している。ただし6月14日の安値に接近して調整のほぼ最終局面だろう。
■利回り3%、PER14倍と指標割安感
7月29日の終値1501円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS101円22銭で算出)は14~15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間45円で算出)は3.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2235円59銭で算出)は0.7倍近辺である。週足チャートで見ると52週移動平均線が戻りを圧迫する形だが、指標面には割安感も台頭しており、反発展開が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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