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ファナック1社で支えるのは限界も/ランチタイムコメント
*11:49JST ファナック1社で支えるのは限界も
日経平均は大幅に続落。319.94円安の13810.04円(出来高概算13億4000万株)で前場の取引を終えている。円相場が1ドル97円台に突入するなか、幅広い銘柄に売りが先行した。大証225先物は、シカゴ先物清算値の13945円を下回る13870円からのスタート。日経平均は一時13953.85円まで下げ幅を縮める局面もみられた。しかし、本格化する決算発表を前に積極的な売買は限られており、じりじりと下げ幅を広げる展開をみせている。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり75に対して値下がり1649、変わらず22と、値下がり数が全体の9割を占める全面安商状に。セクターでは東証33業種全てが下落しており、その他金融、ゴム製品、証券、鉱業、輸送用機器、海運、銀行、鉄鋼、化学などの弱さが目立つ。
日経平均はシカゴ225先物にサヤ寄せする格好からのギャップ・ダウンで始まり、その後も下げ幅を広げている。225構成銘柄は値上がりが5社にとどまっている。ファナック<6954>が4%近い上昇をみせているが、1社で全体を支えるのは限りがあるようだ。また、円相場は朝方に1ドル97円台に突入したが、その後もじりじりと円高傾向が続いている。日経平均の下げの影響もあるとみられ、悪循環をみせている。
もっとも、ファナックが強含みで推移するなど、決算を評価する動きはみられている。今週は主要企業の決算がピークを迎えるが、不安定な環境のなか、決算が評価される銘柄への押し目拾いは強めたいところか。物色は決算を手掛かりとした個別材料のほか、材料株や新興市場の中小型株など、先物主導によるプログラム売買などの影響を避ける流れに。(村瀬智一)《FA》
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