ユーロ週間見通し:欧州中央銀行定例理事会を見極める展開

2013年7月27日 23:46

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記事提供元:フィスコ


*23:46JST ユーロ週間見通し:欧州中央銀行定例理事会を見極める展開
■ユーロ圏の景況感改善で強含み

ユーロ・ドルは、ユーロ圏7月の製造業PMIが50.1、総合景気指数PMIが50.4となり、景気拡大・縮小の分岐点である50を上回ったことで、ユーロ圏がリセッション(景気後退)から脱却する可能性が高まったことで、1.3134ドルから1.3297ドルまで上昇した。

ユーロ・円は、130円09銭まで下落した。参議院選挙で安倍政権が勝利し長期安定政権となる可能性が高まったことで132円74銭まで上昇した後、東京株式市場の下落を受けた安部トレードの手仕舞いで130円09銭まで反落した。ユーロ圏7月製造業PMIが50.1となったことで下げ止まった。日本の6月のコア消費者物価指数が前年比+0.4%へ上昇したこと、ユーロ圏の景況感の改善を受けて、130円39銭から132円75銭まで上昇した。

取引レンジ:ユーロ・ドル1.3134ドル-1.3297ドル、ユーロ・円130円09銭-132円74銭

■欧州中央銀行定例理事会を見極める展開

今後のユーロ・ドルは、やや弱含みに推移すると予想する。ユーロ圏がリセッション(景気後退)から脱却できる可能性が高まる中、欧州中央銀行定例理事会でのフォワードガイダンス(将来の金融政策指針)を見極める展開となる。ユーロ圏が7-9月期にリセッション(景気後退)から脱却する可能性が高まっていることで、欧州中央銀行定例理事会での金融政策を見極める展開となる。

ユーロ・円は、やや弱含みに推移すると予想する。欧州中央銀行定例理事会でフォワードガイダンス(将来の金融政策指針)が確認される可能性が高く、連邦公開市場委員会(FOMC)でもフォワードガイダンスの改善が予想されていることで、安倍トレード(日本株買い・円売り)の手仕舞いが予想される。安倍トレード(日本株買い・円売り)ポジションの手仕舞いで軟調推移が予想される。

予想レンジ:ユーロ・円128円00銭-133円00銭/ユーロ・ドル1.2900ドル-1.3400ドル

■発表予定の主要経済指標・注目イベント
30日(火):(ユーロ圏)7月業況判断指数
31日(水):(ユーロ圏):7月消費者物価指数速報
8月1日(木):(ユーロ圏)欧州中央銀行が政策金利発表《FA》

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