石油資源開発、福島県に天然ガス輸送用パイプラインを新設

2013年7月25日 12:46

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天然ガスパイプラインネットワーク図(画像:石油資源開発)

天然ガスパイプラインネットワーク図(画像:石油資源開発)[写真拡大]

 石油資源開発は24日、福島県本宮市から同郡山市までの間に新たな天然ガス輸送用パイプライン(以下「郡山北部パイプライン」)を建設することを決定したと発表した。供用開始は2015年2月の予定。

 石油資源開発は、新潟・仙台間ガスパイプライン(261km)、白石・郡山間ガスパイプライン(95km)を建設・操業し、東北電力と共同で設立した東北天然ガス株式会社を通じてパイプライン沿線の天然ガス供給事業を行っている。

 石油資源開発は白石・郡山間ガスパイプラインの運開当初より、郡山市を供給区域とする東部ガス福島支社に天然ガスを供給しているが、今回建設を決定した郡山北部パイプラインは、郡山市の北に位置する本宮市内において白石・郡山間ガスパイプラインから分岐し、東部ガス供給区域である郡山市の東地区に向けて新たに敷設するもの。同パイプライン敷設により、郡山市内への天然ガス供給力と安定性は抜本的に強化され、産業用需要を中心とした顧客の天然ガスニーズにこれまで以上に柔軟に対応することが可能となる。

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