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【編集長の視点】キヤノンは一転して業績を下方修正、市場予想を下回り急反落
<銘柄ウオッチ>
キヤノン <7751> は、寄り付きから売り気配値を切り下げ240円安の3190円と売られ3日ぶりに急反落して始まっている。前日24日大引け後に今12月期第2四半期(2Q)累計決算の開示とともに、12月通期業績の一転した下方修正を発表、市場コンセンサスを下回ることを嫌って売り先行となっている。前日の米国市場で同社ADR(預託証券)が、東京市場の終値に対して234円安(円換算値)と大幅反落して帰ってきたことも追い討ちの売り材料となっている。
12月通期業績は、第1四半期決算発表の今年4月に上方修正されたばかりだが、同増額値を今度は一転して下方修正した。4月増額値より売り上げを1300億円、税引前純利益を600億円、純利益を300億円それぞれ引き下げたもので、純利益は、2600億円(前期比15%増)と増益転換は維持するが、市場コンセンサスを約400億円下回る。
想定為替レートは、4月の1ドル=95円、1ユーロ=125円から変更はなかったが、2Q累計業績が、中国などの新興国や欧州など先進国向けのコンパクトデジタルカメラの縮小、インクジェットプリンターの需要減少、プラットパネルディスプレイ露光装置の大型パネル向け需要の低迷などから減益転換して着地、これを踏まえて下方修正した。
株価は、4月の業績上方修正で年初来高値4115円と買い進まれ、全般相場急落のなかで3100円まで調整したが、期初に未定としていた2Q配当を65円(前年同期60円)と増配したことを好感して3400円台までリバウンドした。再度の下値確認が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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