(中国)李首相が「7%死守」を明言、小出しの財政刺激策を実施か

2013年7月24日 10:21

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記事提供元:フィスコ


*10:22JST (中国)李首相が「7%死守」を明言、小出しの財政刺激策を実施か
中国の「新京報」が23日伝えたところによると、李克強首相は先週行った会議で、経済成長率が7%を割り込むことは許されないと発言した。これを受けて市場関係者の間では、政府が小出しの財政刺激策を通じ、一定の経済成長を確保するとの見方が強まっている。

報道によると、李克相はエコノミストや企業経営者を招いた会議の席で、中国の経済成長率の「下限」は7.5%、「底線(容認できる最低ライン)」は7%だと述べた。また、政府が許容できる物価上昇率は3.5%だとした。

李首相はこれより先、「成長と雇用が“下限”を下回らないようにすべき」との認識を示していたが、具体的なその水準には言及しておらず、市場でさまざまな憶測を呼んでいた。今回、政府の許容できる最低ラインが示されたことで、景気の急減速に対する市場の不安感は後退している。

バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BOA/ML)のチーフエコノミストである陸挺氏は、李首相の発言は金融緩和余地があることを示唆するものではないが、小規模な財政刺激が実施される可能性を示唆していると指摘。具体的な投資分野として、住宅、鉄道、環境保護関連の都市インフラを挙げた。《NT》

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