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【株式評論家の視点】DOWAホールディングスは独自の成長性を評価する新波動へ
DOWAホールディングス<5714>(東1)が高値圏で頑強な動きを続け、同業他社とは一線を画す波動を描いている。環境リサイクル事業の拡大で、景気に左右されない業容を確立しているほか、電子材料部門の販売増も目立ち、成長分野での展開力が高い評価を集めつつある。
今2014年3月期も売上げ6500億円と前期比7%増、経常利益310億円と同13%増の好調な見通しでスタートしている。同社は製錬、環境・リサイクル、電子材料、金属加工、熱処理をコアビジネスとして強化、拡大を図っている。
製錬部門では、長年の鉱石精錬の技術をベースに、複雑に入り混じった様々な金属を回収する貴金属回収に強みを持つ。最近は、使用済みの自動車排ガス除去用触媒からのPGM(プラチナ、パラジウム、ロジウムなど白金族元素)回収や、スズ、アンチモンといったレアメタル回収が順調に進んでいる。環境・リサイクル部門では、産業廃棄物処理で低濃度PCB(ポリ塩化ビフェニル)などへの対応力を強化しており、処理量は確実に拡大している。
電子材料部門ではスマートフォンに使用されている近接センサ向けLED(発光ダイオード)や太陽電池向け銀粉、次世代パワー半導体向け窒化物半導体の拡販を見込み、全体の収益拡大に貢献することが予想される。金属加工部門は、自動車生産の増加に合わせた自動車関連製品の販売増が想定され、自動車生産の増加が見込まれるアジア市場への取り組みを強化している
同社は現在、2015年3月期を最終年度とする中期計画を推進中だ。成長が続くアジア・新興国市場での事業を拡大し、新エネルギー分野、環境対応製品、次世代自動車市場等の成長分野において、開発中製品の早期事業化・収益貢献を図ることなどにより、最終年度には経常利益450億円(2012年3月期220億円)を目指す。従来の景気連動型の相場を離れ、独自の成長性を評価する相場が展開されそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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