17日の香港市場概況:3日続伸、米中の政策スタンス見極めで上値の重い展開に

2013年7月17日 17:44

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記事提供元:フィスコ


*17:44JST 17日の香港市場概況:3日続伸、米中の政策スタンス見極めで上値の重い展開に

17日の香港市場では主要指数のハンセン指数が3日続伸となり、前日比59.49ポイント高(+0.28%)の21371.87で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同61.34ポイント高(+0.65%)の9480.85、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同32.50ポイント安(-0.79%)の4068.36だった。

ハンセン指数は上値の重い展開となり、マイナス圏に沈む場面も多かった。中国ではこの日、国務院(内閣に相当)が常務会議を開き、下期の政策方針について話し合う予定と報じられた。景気の減速感が強まる中、中国政府の今後の対応に注目が集まった。また、米国でもバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を控えており、様子見気分が継続。売買代金は3日連続で400億HKドル台の薄商いとなった。

ハンセン指数の構成銘柄では、石炭株が高い。中国神華能源(01088/HK)が5.31%高、中国中煤能源(01898/HK)が3.02%高で引けた。ゴールドマン・サックス(GS)がセクター投資判断を引き上げたほか、神華能源の6月販売量が前年同月比28%増と高い伸びを示したことが好感された。

一方、華潤電力控股(00836/HK)が10.01%安。華潤置地(01109/HK)は1.18%値を落した。両社の親会社で、中国政府系コングロマリットの華潤集団を巡り、会長の汚職疑惑が報じられた。華潤電力控股が企業買収を行う際、故意に買収額を高く設定し、数十億元に上る国有資産を流出させた疑いがあるという。

その他の個別銘柄では、都市化政策への期待感から、安徽コンチセメント(00914/HK)が6.12%上げるなどセメント株に買いが集まった。半面、瑞声科技(02018/HK)が5.01%下落。主要顧客である米アップルの次世代スマートフォン「iPhone5S」を巡り、発売が遅れるとの報道が嫌気された。《KO》

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