日本株見通し:海外勢が下支えか、長期安定政権への期待が高まる

2013年7月17日 08:16

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記事提供元:フィスコ


*08:16JST 日本株見通し:海外勢が下支えか、長期安定政権への期待が高まる

17日の東京市場はやや売り優勢の相場展開になろう。16日の米国株式相場は、NYダウが4日ぶりに反落。注目されたゴールドマン・サックスの決算は予想を上回ったが、既に他大手金融機関の決算を受けて期待が先行していたことから、利食い優勢となっている。カンザスシティ連銀総裁による量的緩和の終了時期に関する発言が嫌気されたようだ。シカゴ日経225先物清算値は大証比85円安の14515円となり、日経平均はこれにサヤ寄せする格好になろう。

また、17日の米国では地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表されるほか、バーナンキFRB議長が、下院金融委員会で金融政策について証言する。18日には上院銀行委員会で金融政策について証言するため、これを受けた株式相場の動向を見極めたいとするムードが買い手控えにつながる可能性はある。円相場は1ドル99円前半で推移しており、98円台をつけてくるようだと、売り仕掛け的な動きもありそう。

もっとも、ねじれ解消による長期安定政権への期待から、押し目買い意欲は強いと考えられる。日本経済新聞による世論調査では、自民党は改選議席で60台後半をうかがう勢いを維持し、非改選を含めて与党で過半数の122議席を大きく超える見込みと伝えている。長期安定政権への期待から海外勢によるコア銘柄へのプログラム買いなどが下支えとなろう。個人主体の資金については、政策関連への循環的な物色になりそうだ。

なお、16日のNY市場はダウ平均が32.41ドル安の15451.85、ナスダックが8.99ポイント安の3598.50。ADRの日本株はトヨタ<7203>、三井住友<8316>、ブリヂストン<5108>、コマツ<6301>、京セラ<6971>など、対東証比較(1ドル99.12円換算)で全般軟調だった。《TN》

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