連休分の先回り的なプログラム買いも/ランチタイムコメント

2013年7月12日 11:49

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記事提供元:フィスコ


*11:49JST 連休分の先回り的なプログラム買いも
 日経平均は14500円を挟んでのこう着。0.27円高の14472.85円(出来高概算16億3000万株)で前場の取引を終えている。11日の米国株式相場の上昇が好感され、日経平均は小幅に続伸して始まった。しかし、円相場が1ドル99円前後で推移しており、輸出関連は手がけづらい。また、指数インパクトの大きいファーストリテイリング<9983>が11日大引け後に発表した決算を受けて売りが先行したことも上値を抑える要因に。オプションSQに絡んだ売買は、1銘柄辺り5万株程度の売り越しだったようだ。ただ、SQ値概算は14410.75円となり、心理的なサポートとなっている。
 セクターでは非鉄金属、パルプ紙、鉄鋼、ガラス土石、金属製品、精密機器などが堅調。一方で、不動産、その他金融、小売、証券などが利食いに押されている。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が過半数を占めている。個別では猛暑関連に対する物色に広がりが見られている。
 日経平均は14500円処での狭いレンジ取引が続いている。14500円辺りでの上値の重さが意識されているが、ファーストリテイリング<9983>の弱い動きのなかでは底堅いとみられる。
 3連休に入るため積極的な売買は手控えられる可能性はある。しかし、円安が一服するなかでトヨタ<7203>など輸出関連は比較的小じっかりに推移している。海外勢による押し目買い意欲は強いと考えられ、連休分の先回り的なプログラム買いが大引けにかけて流入する可能性はありそうだ。上値追いは慎重とはいえ、弱気になる必要はなさそうである。
 また、材料系では猛暑関連への物色に広がりがみられている。先駆したテーマ銘柄は利益確定といった流れになろうが、好循環の物色が継続している。(村瀬智一)《FA》

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