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11日の香港市場概況:大幅に3日続伸、中国の政策期待などで1カ月ぶり高値
*17:44JST 11日の香港市場概況:大幅に3日続伸、中国の政策期待などで1カ月ぶり高値
11日の香港市場では主要指数のハンセン指数が大幅に3日続伸となり、前日比532.93ポイント高(+2.55%)の21437.49で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同336.53ポイント高(+3.65%)の9551.61、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同136.17ポイント高(+3.43%)の4107.24だった。
ハンセン指数は終値で先月10日以来、約1カ月ぶりの高値を付けた。前日のバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の発言を受けて、米国の早期緩和縮小懸念が緩和された格好。また、中国では李克強首相の発言を受けて、景気下支え政策への期待が高まった。中国本土株が大幅高となったことも買い安心感につながり、ハンセン指数は最高で2.9%弱上昇する場面も。終値ベースでは今年2番目の上昇率を記録した。
李首相は先ごろ、経済成長率や雇用水準が「下限」を割り込むことがないようにマクロ調整を進める方針を示した。市場ではこれまで、中国政府が構造改革を優先し、一定の景気減速を容認する方針とみられていたが、李首相の今回の発言を受けて、景気が一段と減速すれば何らかの刺激策が打ち出されるのでは、との思惑が浮上している。
ハンセン指数の構成銘柄では本土系不動産株の上昇が目立つ。華潤置地(01109/HK)が6.57%高、中国海外発展(00688/HK)が6.42%高で引けた。中国で近く、不動産デベロッパーの増資規制が緩和されるとの観測が支援材料。また、7月第1週の銀行新規融資が大幅に増えたとの報道を受けて、中国銀行(03988/HK)なども大きく上昇した。
その他の個別銘柄では、決算シーズンを控えて業績見通しを手掛かりとした物色が継続した。業績改善見通しを発表した中国光大国際(00257/HK)、華潤セメント(01313/HK)、晨鳴紙業(01812/HK)がいずれも大幅に値を上げた。このほか、UBSの強気評価や株価の出遅れ感を受けて、江西銅業(00358/HK)が6.64%上昇した。《KO》
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