関連記事
物色の流れは個人主体による材料銘柄にシフト/ランチタイムコメント
*11:57JST 物色の流れは個人主体による材料銘柄にシフト
日経平均は小幅に上昇。17.00円高の14489.90円(出来高概算13億1000万株)で前場の取引を終えている。日経平均は前日に300円を超える大幅上昇を見せていたこともあり、この反動から利益確定の売りが先行した。9日の米国株式相場は、NYダウが2ヵ月半ぶりに4日続伸となったが、シカゴ日経225先物は大証比較で45円安であり、手掛けづらさもあった。
ただ、寄付き直後につけた14429.31円が安値となり、その後は先物主導によるプログラム買いによって14500円台を回復する局面もみられた。セクターでは、陸運、パルプ紙、銀行、繊維、情報通信、小売などが堅調。半面、不動産、金属製品、非鉄金属などが利食い優勢に。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンク<9984>、京セラ<6971>、東京エレク<8035>が堅調。一方で、ファーストリテイリング<9983>が小安く推移しており、方向感が掴みづらい。
日経平均は直近高値水準での底堅い展開が続いている。10日の米国では連邦公開市場委員会(FOMC)議事録、バーナンキ連邦準備理事会(FRB)議長講演が予定されており、長期金利の動向や連銀の金融政策を見極めたいなかでの、底堅い動きは評価できよう。
とはいえ、物色の流れは個人主体による材料銘柄にシフトしているようである。出遅れ感のある低位銘柄には水準訂正を意識した見直し買いが向かいやすく、特に仕手系色の強い低位株には資金が集中しやすいであろう。テーマとしてはTPPや猛暑、3D、防衛など様々である。やや割り切りスタンスではあろうが、先高期待の強い相場環境のなか、出遅れが目立つ銘柄には物色の矛先が向かいやすいようだ。(村瀬智一)《FA》
スポンサードリンク

