欧米為替見通し:ヘッド・アンド・ショルダー(99.95円-103.74円-99.90円)の可能性

2013年7月2日 17:41

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記事提供元:フィスコ


*17:41JST 欧米為替見通し:ヘッド・アンド・ショルダー(99.95円-103.74円-99.90円)の可能性

本日2日の欧米市場のドル・円は、5日に発表される米国6月の雇用統計への思惑から100円のオプション・バリアーへの買い仕掛けの可能性が高いものの、上値は限定的だと予想される。

フィボナッチ・リトレースメントは、相場の目処を見極める場合、時折当たることがあることで、軽視できない値幅算出法である。例えば、77円13銭から103円74銭まで上昇幅に対する38.2%押しは、93円57銭だったが、実際は、93円75銭までだった。現状は、93円75銭からの反発の目処を模索する段階だが、103円74銭から93円75銭までの下落幅に対する61.8%戻しは、99円92銭であり、本日の高値99円90銭に対応している。

今後の展開は、米国6月の雇用統計次第だが、ヘッド・アンド・ショルダー(左肩99円95銭-頭103円74銭-右肩99円90銭)を形成しつつあり、雇用統計がネガティブ・サプライズだった場合は、90円処までの反落の可能性を警告している。

ポジティブ・サプライズだった場合は、30-31日の連邦公開市場委員会(FOMC)で資産購入プログラムの縮小が予想されることで、103円74銭を上回る可能性が高まる。

米国6月の雇用統計の予想は、失業率が7.5%(5月7.6%)、非農業部門雇用者数が前月比+16.5万人(最大予想:+20.0万人、最少予想:+7.7万人、5月+17.5万人)と見込まれている。

米系インベストメントバンクが非農業部門雇用者数を+15.0万人と予想しており、予想通りならば、市場は夏休みの閑散取引に陥る可能性が高まる。

【今日の欧米市場の予定】

17:30 英・6月PMI建設業(予想:51.2、5月:50.8)
18:00 ユーロ圏・5月生産者物価指数(前年比予想:0.0%、4月-0.2%)
23:00 米・5月製造業受注指数(予想:+2.0%、4月:+1.0%)《KO》

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