【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】丸千代山岡家はボックスレンジ下限に到達し狙い場、熊本にも初出店、今期6割増益

2013年7月1日 16:46

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ラーメン店チェーンの丸千代山岡家 <3399> (JQS)の株価は、ボックスレンジ下限の800円どころに到達して反発局面が期待されそうだ。

  ロードサイド型店舗の「ラーメン山岡家」を、直営店中心に北海道、東北、関東、東海、関西などにチェーン展開し、前期は熊本県に初出店した。収益基盤強化に向けて不採算店のスクラップ・アンド・ビルドを進めるとともに、イートアンド <2882> の中華料理店「大阪王将」と、コメダの「珈琲所コメダ珈琲店」のFCとしての展開も開始している。

  今期(14年1月期)の業績(非連結)見通しは、売上高が前期比1.3%増の90億24百万円、営業利益が同60.3%増の2億11百万円、経常利益が同42.1%増の2億50百万円、純利益が同15.7倍の50百万円としている。新規出店の抑制、店舗コストの効率化、原価ロス管理の厳格化などで営業損益の大幅改善を見込んでいる。第1四半期(2月~4月)は前年同期比3.5%減収だが、徹底したロス管理や人件費コントロールなどの効果で営業黒字化した。

  月次売上動向(前年比、速報値)を見ると13年5月は全店98.9%、既存店98.8%、13年2月~5月累計は全店97.2%、既存店97.4%となった。5月の既存店は4カ月連続マイナスだが、4月の96.8%に比べて改善した。客単価は4カ月連続プラスであり収益改善に繋がりそうだ。なお5月の新規出店はなく閉店は4店舗で、5月末時点の「ラーメン山岡家」の店舗数は合計133店舗となった。

  株価の動き(2月1日付で1株を100株に分割)を見ると、5月8日の年初来高値955円から反落して6月17日と6月27日の801円まで調整して、1月の年初来安値779円に接近した。指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS61円82銭で算出)は13~14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は2.5%近辺、そして実績PBR(前期実績のBPS1513円03銭で算出)は0.5倍近辺である。

  週足チャートで見ると大勢としては、概ね800円~950円近辺でのボックス展開のようだ。足元はレンジ下限に到達した形であり、反発のタイミングから狙い場だろう。(水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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