ユーロ週間見通し:ECBの追加緩和観測で上げ渋る展開

2013年6月29日 15:45

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記事提供元:フィスコ


*15:45JST ユーロ週間見通し:ECBの追加緩和観測で上げ渋る展開
■欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測で軟調推移

ユーロ・ドルは、ドラギ欧州中銀総裁が追加緩和を示唆したこと、ギリシャ3党連立政権が2党連立政権に弱体化したことで、1.3151ドルから1.2985ドルまで下落した。イタリア財務省がデリバティブズ取引の再編で80億ユーロの損失を被る可能性が報じられたこともユーロ売り要因となった。ユーロ・円は、上海株式市場と東京株式市場が下げ止まったことで、126円58銭から129円65銭まで上昇した。

取引レンジ:ユーロ・ドル1.2985ドル-1.3151ドル、ユーロ・円126円58銭-129円65銭

■欧州中央銀行定例理事会の追加緩和観測で上げ渋る展開

今後のユーロ・ドルは、欧州中央銀行(ECB)による追加緩和観測を受けて軟調推移が予想される。追加緩和策が見送られた場合、ユーロ圏のリセッション(景気後退)長期化懸念が高まることでユーロ売り要因となる。しかしながら、独カベル・ドイチェランドに対する買収観測で下値は限定的か。ユーロ・円は、欧州中央銀行(ECB)による追加緩和観測で上げ渋る展開が予想される。

■発表予定の主要経済指標・注目イベント

1日(月):(ユーロ圏)6月消費者物価指数
1日(月):(ユーロ圏)5月失業率
3日(水):(ユーロ圏)5月小売売上高
4日(木):欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表

予想レンジ:ユーロ・円126円00銭-131円00銭/ユーロ・ドル1.2700ドル-1.3200ドル《FA》

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