関連記事
欧州の金融緩和は継続へ、ドイツ憲法裁のOMT判決次第では利下げも
記事提供元:フィスコ
*08:21JST 欧州の金融緩和は継続へ、ドイツ憲法裁のOMT判決次第では利下げも
きのう26日の外国為替市場では、海外時間にユーロの下落が目立つ展開になった。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がこの日開かれたフランス国民議会(下院)での演説で、ECBの金融政策が「予見可能な将来にわたって緩和的にとどまる」と指摘したことが材料視された。
ドラギ総裁はECBが危機対策から出口を探るタイミングは依然として遠いと強調。利用可能なすべての政策措置について「われわれは予断を持たない」と主張した。
ECBの金融政策に重要な影響を与える要因のひとつに、ドイツ憲法裁判所によるECB国債購入計画(OMT)の審理がある。これはOMTがドイツ基本法に違反していないかを判断するもので、ECBが本来保有する権能を超えた政策を遂行したかが焦点になる。
ドラギ総裁はOMTについて、ユーロ圏を安定させ、納税者が直面する危機を遠ざけたと理解を求めたが、ドイツ憲法裁は「政策の効果を判断するものではない」として総裁の主張を一蹴。判決が下るのは9月22日のドイツ総選挙の後になる見込みで、OMTの効力を弱めるような判断が下されれば、ECBはあらためて利下げに訴える可能性が高まる。《RS》
スポンサードリンク

