25日の中国本土市場概況:後場急速に下げ幅を縮小、市場救済への思惑が浮上

2013年6月25日 17:03

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記事提供元:フィスコ


*17:03JST 25日の中国本土市場概況:後場急速に下げ幅を縮小、市場救済への思惑が浮上

25日の中国本土市場は5営業日続落。上海総合指数は前日比3.73ポイント安(-0.19%)の1959.51、深セン成分指数は同93.43ポイント安(-1.23%)の7495.10で取引を終えた。

上海総合指数は続落で始まった後、じりじりと下げ幅を拡大。心理的節目の1900を割り込み、後場寄りには一時5%超の下落率となる場面もあった。上海総合が1900台を下回るのは、2009年1月以来のこと。この日も銀行間市場で金利が高止まりし、流動性ひっ迫への懸念がくすぶった。銀行の資金繰り悪化による実体経済への影響も警戒された。

ただ、その後は急速に下げ幅を縮小し、再び1900台を回復。大引け間際には小高くなる場面もあった。株価の急落を受けて、中国当局による市場救済への思惑が強まったもよう。現地メディアはこの日の午後、中国人民銀行(中央銀行)など金融当局の高官が記者会見を行う予定と報道。その席で流動性ひっ迫の緩和に向けた措置などに言及があるのでは、との期待が浮上した。

新華人寿保険(601336/CH)が後場に急反発したことで、政府系投資会社による買い支えも意識された。政府系投資会社の中央匯金投資は今月14日、新華人寿保険のA株を追加取得すると同時に、向こう6カ月にわたり流通市場での買い増しを継続する方針を示していた。

現地メディアの報道によると、今週27-29日に上海市で行われる「陸家嘴金融フォーラム」に関連し、今日午後に中国の金融当局が揃って記者会見を行うもよう。会見には、中国人民銀行や中国証券監督管理委員会(証監会)、中国銀行業監督管理委員会(銀監会)、中国保険監督管理委員会(保監会)など金融当局の高官が出席する。《KO》

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