【株式評論家の視点】ダイヘンは太陽光発電など成長商品に経営資源を集中し成長を図る

2013年6月25日 09:33

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  ダイヘン <6622> が戻りを鮮明にし、5月20日の高値470円が射程内に入ってきた。目先底値は6月7日の341円と5月20日の高値からの日柄整理をごく短期で切り上げており、改めて相場波動の強さを認識する声が強く、押し目買いの水準が切り上がってきている。

  今2014年3月期は売上げ970億円と、前期比6%増、営業利益は45億円と同50%増の大幅増益見通しが明らかになった。5月20日の高値470円はまさにこの好業績を評価したものである。

  しかし、国内トップに位置している電力向け小型変圧器のうち、メガソーラー向けパワーコンディショナーが好調に推移していることで、今期の見通しについてアナリスト筋では増額を指摘する声が強くなっている。さらに、同社は現在業態の変革を進めており、2015年3月期には売上げ1100億円以上(前3月期913億円)、営業利益60億円(同29億円)以上を目指している。

  その骨子は「DAIHEN Value 製品」の企画と開発.ロスカット」による開発原資の造出、組織力・人材力の強化、リスク極小化による事業継続性確保の4点。

  成長、重点分野としては、現在売上げを伸ばしている太陽光発電用のパワーコンディショナーの売上げを前期の50億円から今期100億円に伸ばし、今期は生産能力を従来の70%増に引き上げる計画で、これは来期以降の収益寄与となる。溶接工不測の解消に役立つロボット開発を進め、東南アジアでの事業を強化。そのほか、最先端プロセス向け高効率高周波電源システムなど、「同社ならではの商品」の売上げを前期の60億円から今期150億円超、2015年3月期には200億円超へ引き上げる。

  1株当たり利益は会社見通しで23円だが、2015年3今期には30円がらみに向上するとの見方も出ている。今回の出直り相場高値は先の水準を上回るスケールアップした相場になりそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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