クレオ 安否確認サービスは防災EXPOに出展、クラウド型BPMツールは年間20億円の市場開拓目指す

2013年6月25日 09:23

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記事提供元:フィスコ


*09:24JST クレオ---安否確認サービスは防災EXPOに出展、クラウド型BPMツールは年間20億円の市場開拓目指す

クレオ<9698>は毛筆印刷ソフト「筆まめ」や、会計・人事給与を中心とする業務ソリューション「ZeeM(ジーム)」をはじめとして、個人・法人向けソフトウェア開発、販売を手掛ける。タイムレコーダーなど時間管理用機器を手掛けるアマノの持分法適用会社だが、事業展開に独自性を持つ。子会社にクレオマーケティング、クレオソリューション、筆まめ、クレオネットワークス、クリエイトラボ。

グループのクレオソリューションは、ヤフーと協業し提供している「Yahoo!安否確認サービス」を7月に東京ビックサイトで開催される第7回防災EXPOに出展する。同サービは24億ものアクセスにも耐えた強靭なインフラで確実・迅速に大切な人の安否を確認できるシステム。

また、クレオネットワークスは、業務状況を“見える化”するクラウド型BPMツール「BizOne/BizPlatform」シリーズを6月末にアップデートすると発表。入力画面のユーザビリティ改善やスマートフォン対応(iPhone)など、大規模業務での対応力を強化。また、9月に大規模組織における業務への対応を強化する予定で、組織対応力の強化や明細行機能などの搭載を行うとし、2014年度にパートナー企業の売上も含め、年間20億円の市場開拓を目指す。

なお、筆頭株主は3月8日付けでヤフーからアマノに異動しているが、アマノとはZeeM人事給与・会計システムとの連携などの協業プランを検討。ヤフーとは、IT関連分野を通じた業務・資本提携を活かし、取引拡大を目指す。《FA》

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