【相場熟者が答える投資相談】トーヨーカネツを300円で3000株保有。下がっていますが、今後の見通しを

2013年6月23日 12:49

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  【問い】 トーヨーカネツ <6369> を300円で3000株持っています。下がっていますが、今後の見通しと対処方向をよろしくお願いします。

■政府の原発再稼動明確化でLNG人気に陰り、当面、期待薄い

  【答え】 6月21日は、18円安の245円と4営業日続落で、東証1部値下り率上位に入りました。足元で、火力発電向けに液化天然ガス(LNG)の需要が急増し、タンク工事は増加しているものの、上値が重かったため、自民党が20日に発表した参院選公約で、原発再稼働を明確に打ち出したことから、目先LNGの輸入が抑えられるとの見方が優勢となり、同社株に見切り売りが出る格好となりました。

  足元の業績、今3月期売上高は487億円(前期比7.0%増)、営業利益は25億2000万円(同10.9%増)、経常利益は27億2000万円(同0.9%減)、純利益は15億1000万円(同1.1%減)を見込みます。年間配当は4円を予定しています。

  株価は、シェールガス革命の恩恵を受けるとの期待感から3月12日に年初来の高値426円、5月20日高値404円と買い直されダブルトップを形成。26週移動平均線が上値抵抗線として意識されたうえ、直近6月7日安値248円を下回り調整色を強めています。バリュエーション的にも今期予想PER22倍台とやや割安感に乏しく、24カ月移動平均線の200円前後まで下値を模索する動きが予想されます。ただ、原発再稼動には依然として不透明感があり、シェールガスやLNGを見直す動きは出ると予想されますので、中長期で買値近辺までのリバウンドを待って持続もと考えます。(株式評論家・摩周湖)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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